集計定義をする

いよいよ大詰めです!

集計定義とは、仕訳データの入力に使った項目(くるりんの場合は、プリンタインクなど)が、どの勘定科目に該当するかを関連付ける作業です。

集計定義はこちらのページを見ながらすすめます。

入力では勘定科目の知識が一切必要ありませんでしたが、集計定義では勘定科目の知識が必要になります。

GoogleやYahooで例えば「青色申告 勘定科目」で検索すると、お役立ちのサイトがヒットしますので、それらを見ながら挑戦してみましょう。

以下、くるりんの集計定義です。参考にしてくださいね。

まだ何も定義していない状態です(下の画像)。右側の未定義入力科目リストに、くるりんが仕訳データ入力の際に使用した科目が表示されています。ひとつひとつ定義して、この未定義入力科目リストをカラにします。

teigi0_s.gif大きい画像はこちら

まずは、経費から定義してみましょう。
左側の集計科目リストの「消耗品」の連番の左隣空欄をクリックします。サンカクのマークがつきます。
未定義入力科目リストの「プリンタインク」をダブルクリックします。
未定義入力科目リストの「プリンタインク」が、真ん中の集計する入力科目に移動しました(下の画像)。

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以下、同様の手順です。全ての経費を定義します。

電気代 → 水道光熱費
プロバイダ、切手代 → 通信費
打ち合わせJR運賃 → 旅費交通費
コピー用紙、ソフトウェア(セキュリティソフト)、パソコン用机 → 消耗品費
手土産代、年賀はがき → 接待交際費
スキルアップのためのセミナー受講料 → 雑費

集計科目の追加
経費のうち「仕事関係の本」という項目が残ってしまいました。これは新聞図書費という科目に集計したいと思いますが、集計科目リストにはありません。そこで、新聞図書費という科目を追加しました。
集計科目の追加は、集計科目リストの一番下の※の行に入力します。連番は「333」としました。新聞図書費は支出ですので300番台の連番をつけます。雑費の次の連番が空いていたので、「333」にしました。
「仕事関係の本」を「新聞図書費」に定義した画面です(下の画像)。

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経費全ては定義が終わりました。残っている項目も定義しましょう。
売上 → 売上(収入)金額
A社、B社、C社、山本さん、鈴木さん → 売掛金
事業主借 → 事業主借
普通預金(家計用)、現金(家計用) → 事業主貸

全ての定義が終わりました。「青色申告メニュー」に戻り【チェック】ボタンをクリックします。「設定に問題は発見されませんでした」と表示されればOKです!次は決算書の作成です。

チェックでエラーがあった場合
集計科目リストの科目区分が「資産」「負債」の集計科目に集計している入力科目で、帳簿が「青色申告」以外の伝票があると、チェックでエラーになります。この場合は、基本メニューの【入力集計サブメニュー】→【現預金、カード、ローンの残高を調べる】を使って、原因を調べる事ができます。

次は決算書の作成です。