■ 複式簿記の知識は本当にいらないの? |
複式簿記では仕訳を起こします。この段階で、もうわからないという方もいるかもしれません。
仕訳というのは、勘定科目を借方と貸方に振り分けることです。さらにわからなくなりました。
例えば、上の領収書の例では、家計用の現金で事業に使うプリンタラベル用紙を\1271で購入しました。
この場合、勘定科目は
家計用の現金 → 事業主借
プリンタラベル用紙 → 消耗品費
となり、仕訳は
(借方)消耗品費 (借方金額)\1271
(貸方)事業主借 (貸方金額)\1271
となります。
伝票を入力する時、このようなことを考えながら入力するのは大変ですよね。また、勘定科目を間違えてしまった場合には、伝票のデータを修正しなくてはいけません。
「IJssel会計」では、伝票の入力に勘定科目の代わりに入力科目というものを使います。この場合は「現金(家計用)」や「コンピュータ用品」が入力科目です。入力科目はいわゆる摘要ですので、自分のわかりやすいように好きに作ってかまいません。そして、領収書の入力では、貸方が現金と決まっていますから、そこはプログラムが自動的に仕訳をします。
伝票の入力は、領収書の入力の出金伝票、売上を入力する入金伝票の他、預金通帳をそのまま入力することもでき、あらゆる伝票を借方、貸方を意識せずに入力できるようになっています。
(サンプル画面)
IJssel開発者がおくるブログ「会計ソフト開発裏話」も是非お読みください。
8. 簿記を知らなくても入力できる
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