タイトル | : Re^3: 前期繰越画面での帳簿 |
投稿日 | : 2016/03/13(Sun) 13:25:02 |
投稿者 | : 菅澤@IJssel < > |
参照先 | : http://www.ijsselkaikei.com/ |
> この件なのですが、事業主借(貸)に集計する科目も、事業主借(貸)として、貸借対照表に記載すると思うのです。
貸借対照表、損益計算書で使用する「集計科目」は正しくは「勘定科目」と言われるものです。
勘定科目の「事業主借(貸)」というのは、個人事業特有なもので、法人の決算書にはありません。
つまり、個人の資産(負債)は全てここにまとめて内容は問わないということです。
従って、おっしゃる通り「貸借対照表に記載する」の意味は、「事業主借(貸)以外」ということでご理解下さい。
> またもし家計の混在した現金、通帳、クレジットカードを「貸借対照表に記載する」場合(青にした場合)は、残高もきっちり管理しないとダメなのでしょうか?
その通りです。
ですので、けっこう面倒なのです。
これを「事業主借(貸)」にすることで、内容は問われないので残高の管理も不要になります。
> なのですが、ここで入力科目が「○○銀行(家計混在)」なんてのが出てきて、その科目の帳簿の表示が前期繰越画面にあると
>
> 「はて?青、家どっち?」
>
「前期繰越」の「青」のデータは、貸借対照表の期首残高に直結します。
「事業主借(貸)」の期首残高は\0に決まっていますので、ここに集計する入力科目は「家」にします。
大事なことは、前年の貸借対照表の期末残高と、今年の期首残高が合うことです。その中で、個人事業特有の「事業主借(貸)」だけはリセットされて\0になり、合計金額はその分差し引かれます。