[リストへもどる]
一括表示
タイトル繰越残高について
記事No2704
投稿日: 2013/02/05(Tue) 13:01:04
投稿者koro
前期繰越残高についてなのですが
私の場合預金通帳等は家計用としていますので、「資産の部」に入力するのは
・売掛金
・前払源泉
だけだと思うのですが、

売掛金は前年12月〆で今年1月に入金予定の金額(源泉徴収も手数料も引いた額)を入力すればいいでしょうか。
それとも手数料を含めた金額をまとめて売掛金として入力するのですか?

手数料も売掛金ですが、別で入金日に
出金科目(貸)取引先名
支出科目(借)銀行振込手数料
で経費として計上しています。

そして「資産の部」ですが
前払源泉については金額は決まっているので間違いはないのですが、これは記入しなければならないものですか?

記入した場合、本年分の処理(戻り?戻し?)が必要となりますよね。その方法がわかりません。
22年は白色で23年から青色で、23年分には22年分の前払源泉は入力しませんでした。これも必要だったのでしょうか。

タイトルRe: 繰越残高について
記事No2709
投稿日: 2013/02/05(Tue) 15:27:52
投稿者菅澤@IJssel < >
参照先http://www.ijsselkaikei.com/
> 売掛金は前年12月〆で今年1月に入金予定の金額(源泉徴収も手数料も引いた額)を入力すればいいでしょうか。
> それとも手数料を含めた金額をまとめて売掛金として入力するのですか?

振込手数料は入金時に発生する経費ですので、売掛金には含みません。
源泉徴収は売上時に発生するので含むと思いますが、取引先の源泉徴収票に含まれているかどうか確認して下さい。

>
> そして「資産の部」ですが
> 前払源泉については金額は決まっているので間違いはないのですが、これは記入しなければならないものですか?

法人ではなく個人事業なので、記載しなければならないというわけではないと思います。
ただ、取引の中で源泉徴収があるので、記載した方が帳簿としてはわかりやすくなりますね。

>
> 記入した場合、本年分の処理(戻り?戻し?)が必要となりますよね。その方法がわかりません。

確定申告後の納税(又は還付)の時に相殺する入力をします。
つまり、前払源泉(源泉徴収)の元帳で、科目=所得税 出金額=繰越額 を入力します。

> 22年は白色で23年から青色で、23年分には22年分の前払源泉は入力しませんでした。これも必要だったのでしょうか。

貸借対照表上はなくても問題ないと思います。

タイトルRe^2: 繰越残高について
記事No2711
投稿日: 2013/02/05(Tue) 20:27:12
投稿者koro
> 確定申告後の納税(又は還付)の時に相殺する入力をします。
> つまり、前払源泉(源泉徴収)の元帳で、科目=所得税 出金額=繰越額 を入力します。

上記のとおり入力後、損益計算書を見るとおかしかったので
「所得税」の科目を「事業主貸」に集計し直したところうまくいきました。
「所得税」は「支出」になっていますがこれはこのままでいいですか?

また、貸借対照表で、負債・資本の部の期末に「元入金」として、
・資産の部の期首の売掛金
・資産の部の期首の前払源泉
を合計した金額が入っています。これでまちがいありませんか?

タイトルRe^3: 繰越残高について
記事No2713
投稿日: 2013/02/06(Wed) 10:04:24
投稿者菅澤@IJssel < >
参照先http://www.ijsselkaikei.com/
> 上記のとおり入力後、損益計算書を見るとおかしかったので
> 「所得税」の科目を「事業主貸」に集計し直したところうまくいきました。
> 「所得税」は「支出」になっていますがこれはこのままでいいですか?

「所得税」は経費になりませんので「事業主貸」に集計します。
「事業主貸」なので、区分はなんでもかまわないのですが「支出」がよいと思います。

>
> また、貸借対照表で、負債・資本の部の期末に「元入金」として、
> ・資産の部の期首の売掛金
> ・資産の部の期首の前払源泉
> を合計した金額が入っています。これでまちがいありませんか?

貸借対照表の期首合計が資産の部と負債の部で同じになっていればOKです。

タイトルRe^4: 繰越残高について
記事No2715
投稿日: 2013/02/06(Wed) 20:26:34
投稿者koro
「負債」の期首残高について、「昨年の決算書の残高を入力する」の(3)を見て入力しているのですが、確認させてください。

「元入金は資産の合計から負債の合計を引いた金額を入力します。」とあります。
これは現在入力中の24年分データの「資産の合計」「負債の合計」ということで正しいでしょうか。

私の場合前年の貸借対照表の負債・資本の部には
元入金・青色申告特別控除前の所得金額 のみが記載されています。
こちら(23年の貸借対照表)の元入金の金額については入力の必要はないですよね?

タイトルRe^5: 繰越残高について
記事No2716
投稿日: 2013/02/07(Thu) 09:34:02
投稿者菅澤@IJssel < >
参照先http://www.ijsselkaikei.com/
> 「元入金は資産の合計から負債の合計を引いた金額を入力します。」とあります。
> これは現在入力中の24年分データの「資産の合計」「負債の合計」ということで正しいでしょうか。

23年分の貸借対照表の期末合計を24年分の期首残高(繰越残高)として入力します。
具体的には、23年分の貸借対照表の資産の部の期末の合計から「事業主貸」の金額を引いた金額が24年分の期首残高合計になります。
負債の部は「事業主借」「元入金」「控除前の所得金額」以外の項目があれば、それぞれ24年分の繰越残高として入力します。

> 私の場合前年の貸借対照表の負債・資本の部には
> 元入金・青色申告特別控除前の所得金額 のみが記載されています。

この場合は、繰越残高入力画面の「資産」の合計を「元入金」に入力します。
この金額が、貸借対照表の期首に反映していればOKです。

> こちら(23年の貸借対照表)の元入金の金額については入力の必要はないですよね?

「元入金」というのは、貸借対照表において必ず期首と期末が同じになります。
23年分の「元入金」は23年期首の残高という意味ですので、24年分ではリセットされます。

タイトルRe^6: 繰越残高について
記事No2717
投稿日: 2013/02/07(Thu) 11:14:56
投稿者koro
こまやかなご指導ありがとうございました!

23年分があやふやだったために申告直前になってから前期繰越について質問することになり申し訳ありませんでした。
これで24年分は迷いなく気持ちよく申告できそうです。
23年分データの修正・25年分への繰越作業もキッチリしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。