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タイトル請求金額より源泉徴収額の方が多い場合
記事No2701
投稿日: 2013/02/04(Mon) 19:47:55
投稿者koro
菅澤さま
お世話になっております。

平成24年分の申告の準備をしているのですが、どうも23年分からあやふやにしていた部分があり、つまずいています。ご教授お願いします。

売上を「源泉徴収がある場合の入力」を参考にしながら入力しているのですが、売掛にしているので請求金額に対し源泉徴収分は前月の金額というようにずらして処理しています。

そこで、当月の請求金額が少ないまたはゼロで、前月の源泉徴収額の方が大きい場合なのですが・・・

現在、請求金額を差し引きしてマイナスになった金額で入れ、収入明細で売上・源泉徴収をそれぞれ入力して合わせていますが
これが正しいのかどうかがわかりません。

青色申告メニューで確認してみると、損益計算書の金額はOKなのですが
貸借対照表では「売掛金」の金額(売掛帳の最終差引残高)がよくわからない金額になっています。
最終的にこの金額は次年へと引き継がれますよね。
なのでちゃんとしておきたいのですが、そこを合わせようといろいろしてみると青色申告特別控除前の所得金額がおかしくなったりします。

タイトルRe: 請求金額より源泉徴収額の方が多い場合
記事No2702
投稿日: 2013/02/05(Tue) 09:39:59
投稿者菅澤@IJssel < >
参照先http://www.ijsselkaikei.com/
> 売上を「源泉徴収がある場合の入力」を参考にしながら入力しているのですが、売掛にしているので請求金額に対し源泉徴収分は前月の金額というようにずらして処理しています。
>
> そこで、当月の請求金額が少ないまたはゼロで、前月の源泉徴収額の方が大きい場合なのですが・・・

まず、「源泉徴収がある場合の入力」でご紹介している方法は、仕訳のわからない方も直感的に入力できるためのもので、売上に対する源泉徴収は同時に発生することを前提としています。
本来の仕訳では、ここでの「請求」という仮勘定は不要です。

そこでご質問ですが、源泉徴収分をずらして処理されたいということでしたら、「預金通帳(現金出納帳)を入力する」で資産科目を取引先にし、売掛元帳に直接入力されるのが間違いないと思います。
日付、金額(実際と違っていてかまいません)の具体的なデータをお知らせいただければ、具体的な入力方法をお示しできるかと思います。

タイトルRe^2: 請求金額より源泉徴収額の方が多い場合
記事No2703
投稿日: 2013/02/05(Tue) 11:30:52
投稿者koro
お返事ありがとうございます。
私は特にややこしいやり方をしているのでしょうか??

お言葉にしたがって数ヶ月分の例をお知らせいたします。お手数おかけしますがよろしくお願いいたします。

4月20日〆の請求金額が58000円
同じ日に源泉徴収は前月分なので3800円
銀行手数料は前月分の420円を入金日(4月20日)に入力

源泉徴収5800円と銀行振込手数料が420円が引かれて5月21日に普通預金(家計用)に51780円入金

5月20日〆の請求金額はゼロ
同じ日に源泉徴収は前月分なので5800円
銀行手数料は前月分の420円を入金日(5月21日)に入力

6月の入金はなし

6月20日〆の請求金額が165000円
源泉徴収は前月売上がないのでゼロ
銀行手数料もゼロ

源泉徴収16500円と銀行振込手数料が420円が引かれて7月20日に普通預金(家計用)に148080円入金

・・・

とこんな感じです。

タイトルRe^3: 請求金額より源泉徴収額の方が多い場合
記事No2705
投稿日: 2013/02/05(Tue) 13:53:20
投稿者koro
すみません。

> 5月20日〆の請求金額はゼロ
> 同じ日に源泉徴収は前月分なので5800円

5月の源泉徴収は実際には入金日(5月21日)に払います。
ただ現在のやり方ですと請求と同じ日になるので20日になっています。

タイトルRe^4: 請求金額より源泉徴収額の方が多い場合
記事No2707
投稿日: 2013/02/05(Tue) 15:16:39
投稿者菅澤@IJssel < >
参照先http://www.ijsselkaikei.com/
> 5月の源泉徴収は実際には入金日(5月21日)に払います。

「源泉徴収を実際に払う」という表現が気になります。
源泉徴収は、取引先がこちらに代わって先に納税するものなので、支払は発生しません。
ご質問の当方の理解に取り違えがありますでしょうか。

タイトルRe^5: 請求金額より源泉徴収額の方が多い場合
記事No2708
投稿日: 2013/02/05(Tue) 15:18:18
投稿者koro
> > 5月の源泉徴収は実際には入金日(5月21日)に払います。

この表現については迷ったのですがほかに思いつかなかったので使っただけです。
支払いでないことは理解しております。すみません。

タイトルRe^3: 請求金額より源泉徴収額の方が多い場合
記事No2706
投稿日: 2013/02/05(Tue) 15:09:55
投稿者菅澤@IJssel < >
参照先http://www.ijsselkaikei.com/
売掛元帳は次のようになるかと思われます。
「預金通帳(現金出納帳)を入力する」で資産科目を取引先にすると表示されます。

4/20 売上            入金額  \58,000
4/20 源泉徴収  出金額 \5,800
5/21 普通預金  出金額 \51,780
5/21 振込手数料 出金額 \420
6/20 売上            入金額 \165,000
6/20 源泉徴収  出金額 \16,500
7/20 普通預金  出金額 \148,080
7/20 振込手数料 出金額 \420

源泉徴収を1ヶ月ずらす理由は当方にはわかりませんが、ずらすのであれば、上記の源泉徴収の日付を変更します。
源泉徴収は取引先から一年分の源泉徴収票が送付されるかと思います。最終的に「源泉徴収」の残高がこの源泉徴収票と合えば正しいということになります。

タイトルRe^4: 請求金額より源泉徴収額の方が多い場合
記事No2710
投稿日: 2013/02/05(Tue) 20:16:29
投稿者koro
ありがとうございます!
お教えいただいたように(源泉徴収などはひと月ずらして)入力したところ、意味もわかりやすくなりました!

問題なく思えたのですが、なぜか売掛金が400円少なくなります。
貸借対照表の期末の売掛金の欄にある金額が、実際の金額(翌年1月に入金される額)より400円少ない金額になっています。
ひとつずつ入力にまちがいがないかチェックしていきましたがどこをみてもまちがっていないようです。

取引先名=売掛金なので、売掛帳には、請求金額・入金額・源泉徴収・振込手数料 だけです。


> 源泉徴収を1ヶ月ずらす理由は当方にはわかりませんが、ずらすのであれば、上記の源泉徴収の日付を変更します。
> 源泉徴収は取引先から一年分の源泉徴収票が送付されるかと思います。最終的に「源泉徴収」の残高がこの源泉徴収票と合えば正しいということになります。

取引先が支払い日(こちら側からすると入金日)を売上げ日としており源泉徴収もその日になっています。
こちらは請求日の時点で売上が発生していると考えているためズレが生じています。支払調書もズレたままなのです(税務署の方もそれでいいと言っていました)

タイトルRe^5: 請求金額より源泉徴収額の方が多い場合
記事No2712
投稿日: 2013/02/06(Wed) 10:01:38
投稿者菅澤@IJssel < >
参照先http://www.ijsselkaikei.com/
> 問題なく思えたのですが、なぜか売掛金が400円少なくなります。
> 貸借対照表の期末の売掛金の欄にある金額が、実際の金額(翌年1月に入金される額)より400円少ない金額になっています。
> ひとつずつ入力にまちがいがないかチェックしていきましたがどこをみてもまちがっていないようです。

どこかに間違いがあるはずです。
「入力集計サブメニュー」→「現預金、カード、ローンの残高を調べる」で、入力科目に取引先を指定しますと売掛元帳の内容が表示されます。
入金時には売掛残高が直前の売上と同じになるはずですので、入金日のデータ行を選択して「指定日残高」ボタンで残高を確認して下さい。
どこかで\400の差が出ませんか?

> 取引先が支払い日(こちら側からすると入金日)を売上げ日としており源泉徴収もその日になっています。
> こちらは請求日の時点で売上が発生していると考えているためズレが生じています。支払調書もズレたままなのです(税務署の方もそれでいいと言っていました)

なるほど。事情は理解しました。

タイトルRe^6: 請求金額より源泉徴収額の方が多い場合
記事No2714
投稿日: 2013/02/06(Wed) 20:07:43
投稿者koro
> 入金時には売掛残高が直前の売上と同じになるはずですので、入金日のデータ行を選択して「指定日残高」ボタンで残高を確認して下さい。

お教えいただいたようにしてみると、同じになるはずのところがならなかったので、この部分の金額というよりまだ何か根本的にまちがっている気がしました。
いろいろと試してみましたが、結論としては、
記事No.2704 での質問と連動した問題=前期繰越残高の問題だったようです。

前期繰越残高の入力で、売掛金(取引先名)の金額を、実際に入金される金額(前年12月に請求した金額から源泉徴収・手数料を差し引いた額)を入れていましたが、そこを請求金額そのものを入力したところ、うまくいきました。

「現預金・カード・ローンの残高を調べる」での確認も、書かれている通りに合うようになりました。

23年のデータにも修正が必要なようですが、税務署に確認したところ、納税額が変わらない場合は税務署はそこまではタッチせず、自分の帳簿の整理の問題とのことです。確定申告後ゆっくり修正しようと思います。

やっと自分の帳簿(ひと月ズレていて余計にややこしかったので)の意味が少し理解できたように思います。昨年からモヤモヤしていた部分が解決して、すっきりした帳簿になりました。
本当に本当にありがとうございました。