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タイトル前期繰越画面での帳簿
記事No3027
投稿日: 2016/03/13(Sun) 11:56:47
投稿者tai
連投で申し訳ないです。

前期繰越画面で資産、負債を引き継げますが、この画面で一番左のカラムにある「帳簿」についてお尋ねします。ここには私の場合、すべて「青」と表示されています。この件について質問が3つあります。

1 以前、菅澤様に質問したところ3008で

「前年のデータから次期繰越データファイルを作成した場合、前期繰越は「家計簿」で作成されますので、必要に応じて「青色申告」への変更が必要になります。

とご回答いただきましたが、私の場合「家」にならず「青」になってしまいます。菅澤様の説明と私の画面が食い違っていたので、気になりました。もし私の理解が間違っていたら、申し訳ないのですが、ご説明いただけると助かります。


2家計と仕事が混在した現金、通帳、クレジットカードなどは、青、家どちらに分類したらいいんでしょうか?

たとえば家の比率が90%で仕事に10%しか使っていない通帳などは「家」にしておいて、仕事の仕分けが発生したときは、入金、出金のときに、経費/売上入力の入力画面で、取引を青へ変更した方が便利とかいうことでしょうか?今は、ほとんどの取引がデフォルト「青」で入力されるので、家にわざわざ変えて取引を入力しています。


3 2番の質問と関係しますが、青の資産、負債をこの画面で家に変更する事は可能でしょうか?変更したとして不都合がありますか?

以上よろしくお願い申し上げます。

タイトルRe: 前期繰越画面での帳簿
記事No3028
投稿日: 2016/03/13(Sun) 12:25:10
投稿者菅澤@IJssel < >
参照先http://www.ijsselkaikei.com/
> 「前年のデータから次期繰越データファイルを作成した場合、前期繰越は「家計簿」で作成されますので、必要に応じて「青色申告」への変更が必要になります。
> とご回答いただきましたが、私の場合「家」にならず「青」になってしまいます。

標準的な操作では「家」になるので、そのように説明させていただいておりますが、実際には、最初の帳簿になります。例えば、事業用で作成したデータファイルで、後から帳簿を追加されたり、追加、削除を繰り返した場合は、「最初の帳簿」が何かは断定できません。
ですので、「青」で作成されても問題はありませんので、適宜修正して下さい。

> 2家計と仕事が混在した現金、通帳、クレジットカードなどは、青、家どちらに分類したらいいんでしょうか?

「事業主借(貸)」に集計する科目は「家」です。
貸借対照表に記載する科目は「青」にします。

> たとえば家の比率が90%で仕事に10%しか使っていない通帳などは「家」にしておいて、

家の比率が90%であれば、「家」でよいと思います。
ただし、売上が入金される口座は、貸借対照表に記載するよう税務署から指導される可能性はあります。あくまで可能性です。

> 今は、ほとんどの取引がデフォルト「青」で入力されるので、家にわざわざ変えて取引を入力しています。

デフォルトは、メニューバーの右端の帳簿で設定できます。
「家」の入力が多い時には、変更されるとよいと思います。

> 3 2番の質問と関係しますが、青の資産、負債をこの画面で家に変更する事は可能でしょうか?変更したとして不都合がありますか?

可能です。
この画面で変更した後、帳簿を選び直すなどして次に表示する時は正しくなります。

タイトルRe^2: 前期繰越画面での帳簿
記事No3029
投稿日: 2016/03/13(Sun) 13:03:48
投稿者tai
早速の返信ありがとうございます。

だいたいの疑問は解消したのですが、一点だけお教えください。


> > 2家計と仕事が混在した現金、通帳、クレジットカードなどは、青、家どちらに分類したらいいんでしょうか?
>
> 「事業主借(貸)」に集計する科目は「家」です。
> 貸借対照表に記載する科目は「青」にします。


この件なのですが、事業主借(貸)に集計する科目も、事業主借(貸)として、貸借対照表に記載すると思うのです。なので、「青」にする科目の条件が、ちょっと理解していないです。
「青」にする科目は、「貸借対照表に単独(普通預金とか)で記載する」って意味でしょうか?そうなると、家計の混在している現金、通帳、クレジットカードはすべて、「青」に分類せず、「家」の方が良いのでしょうか?


またもし家計の混在した現金、通帳、クレジットカードを「貸借対照表に記載する」場合(青にした場合)は、残高もきっちり管理しないとダメなのでしょうか?

というのも、家計のまざった現金やクレジットカードはあまりしっかり管理できていないのが現状なのですが、きっちり1円単位まであうようにしないといけないのでしょうか。

理解力が無くて本当に申し訳ないのですが、この青、家、事業用、家計用、この区別が私にはできていなくて、いつも迷ってしまいます。私の理解では

青=事業用
家=家計用

なのですが、ここで入力科目が「○○銀行(家計混在)」なんてのが出てきて、その科目の帳簿の表示が前期繰越画面にあると

「はて?青、家どっち?」

となってしまいます。

取引ごとに「青」「家」が決まってくるのは何となく理解できるのですが、入力科目自体が、「青」なのか「家」なのか理解できなくて苦しんでいます。






> > 「前年のデータから次期繰越データファイルを作成した場合、前期繰越は「家計簿」で作成されますので、必要に応じて「青色申告」への変更が必要になります。
> > とご回答いただきましたが、私の場合「家」にならず「青」になってしまいます。
>
> 標準的な操作では「家」になるので、そのように説明させていただいておりますが、実際には、最初の帳簿になります。例えば、事業用で作成したデータファイルで、後から帳簿を追加されたり、追加、削除を繰り返した場合は、「最初の帳簿」が何かは断定できません。
> ですので、「青」で作成されても問題はありませんので、適宜修正して下さい。
>
> > 2家計と仕事が混在した現金、通帳、クレジットカードなどは、青、家どちらに分類したらいいんでしょうか?
>
> 「事業主借(貸)」に集計する科目は「家」です。
> 貸借対照表に記載する科目は「青」にします。
>
> > たとえば家の比率が90%で仕事に10%しか使っていない通帳などは「家」にしておいて、
>
> 家の比率が90%であれば、「家」でよいと思います。
> ただし、売上が入金される口座は、貸借対照表に記載するよう税務署から指導される可能性はあります。あくまで可能性です。
>
> > 今は、ほとんどの取引がデフォルト「青」で入力されるので、家にわざわざ変えて取引を入力しています。
>
> デフォルトは、メニューバーの右端の帳簿で設定できます。
> 「家」の入力が多い時には、変更されるとよいと思います。
>
> > 3 2番の質問と関係しますが、青の資産、負債をこの画面で家に変更する事は可能でしょうか?変更したとして不都合がありますか?
>
> 可能です。
> この画面で変更した後、帳簿を選び直すなどして次に表示する時は正しくなります。

タイトルRe^3: 前期繰越画面での帳簿
記事No3030
投稿日: 2016/03/13(Sun) 13:25:02
投稿者菅澤@IJssel < >
参照先http://www.ijsselkaikei.com/
> この件なのですが、事業主借(貸)に集計する科目も、事業主借(貸)として、貸借対照表に記載すると思うのです。

貸借対照表、損益計算書で使用する「集計科目」は正しくは「勘定科目」と言われるものです。
勘定科目の「事業主借(貸)」というのは、個人事業特有なもので、法人の決算書にはありません。

つまり、個人の資産(負債)は全てここにまとめて内容は問わないということです。
従って、おっしゃる通り「貸借対照表に記載する」の意味は、「事業主借(貸)以外」ということでご理解下さい。


> またもし家計の混在した現金、通帳、クレジットカードを「貸借対照表に記載する」場合(青にした場合)は、残高もきっちり管理しないとダメなのでしょうか?

その通りです。
ですので、けっこう面倒なのです。
これを「事業主借(貸)」にすることで、内容は問われないので残高の管理も不要になります。


> なのですが、ここで入力科目が「○○銀行(家計混在)」なんてのが出てきて、その科目の帳簿の表示が前期繰越画面にあると
>
> 「はて?青、家どっち?」
>

「前期繰越」の「青」のデータは、貸借対照表の期首残高に直結します。
「事業主借(貸)」の期首残高は\0に決まっていますので、ここに集計する入力科目は「家」にします。

大事なことは、前年の貸借対照表の期末残高と、今年の期首残高が合うことです。その中で、個人事業特有の「事業主借(貸)」だけはリセットされて\0になり、合計金額はその分差し引かれます。

タイトルRe^4: 前期繰越画面での帳簿
記事No3031
投稿日: 2016/03/13(Sun) 15:35:27
投稿者tai
とてもわかりやすい説明ありがとうございます。

よく理解できました。

どうもいつも帳簿と勘定科目と入力科目の関係がわからなくなります。






> > この件なのですが、事業主借(貸)に集計する科目も、事業主借(貸)として、貸借対照表に記載すると思うのです。
>
> 貸借対照表、損益計算書で使用する「集計科目」は正しくは「勘定科目」と言われるものです。
> 勘定科目の「事業主借(貸)」というのは、個人事業特有なもので、法人の決算書にはありません。
>
> つまり、個人の資産(負債)は全てここにまとめて内容は問わないということです。
> 従って、おっしゃる通り「貸借対照表に記載する」の意味は、「事業主借(貸)以外」ということでご理解下さい。
>
>
> > またもし家計の混在した現金、通帳、クレジットカードを「貸借対照表に記載する」場合(青にした場合)は、残高もきっちり管理しないとダメなのでしょうか?
>
> その通りです。
> ですので、けっこう面倒なのです。
> これを「事業主借(貸)」にすることで、内容は問われないので残高の管理も不要になります。
>
>
> > なのですが、ここで入力科目が「○○銀行(家計混在)」なんてのが出てきて、その科目の帳簿の表示が前期繰越画面にあると
> >
> > 「はて?青、家どっち?」
> >
>
> 「前期繰越」の「青」のデータは、貸借対照表の期首残高に直結します。
> 「事業主借(貸)」の期首残高は\0に決まっていますので、ここに集計する入力科目は「家」にします。
>
> 大事なことは、前年の貸借対照表の期末残高と、今年の期首残高が合うことです。その中で、個人事業特有の「事業主借(貸)」だけはリセットされて\0になり、合計金額はその分差し引かれます。